この日々がつづきますように

どうも、プレミアム商品券買うのに6枚もハガキに記入して手がつかれているnicoddonです

先日、1年に1回いけるかいけないかのコテージに行ってきました

なんせ旦那さんが長休みというものがなく 連休もよほどでないとないので旅行など行けません

ちゃんと今日は写真の話を

以前から図書館などでは見ていた『ヒロシマきえたかぞく』という写真集ではなく絵本ですが

書店で見返していたら涙が止まらなくなってきたので購入してじっくりと読み返しました


この本は著者の指田さんが平和記念資料館で見た一家の記録写真が集められ

写真を撮影した父親の鈴木六郎さんの家族写真は どれも笑顔に満ち溢れており

扇風機につけた紐にじゃれる飼い猫を笑顔で見守る姉弟

飼い猫を背負って猫と同じ顔で笑う娘さん

兄弟たちと笑顔でねころびあう写真

モノクロの写真の中から沢山の声が聞こえてきそうな写真ばかり

この時代フィルムもとても貴重であったと思う

子供たち一冊一冊に作ったアルバムには子供たちの名前を書き

日めくりカレンダーを貼り付け制作されたものを作っていたりと

六郎さんがいかに写真が好きで そして家族の事を本当に愛していたことが伝わります

今自分が撮っている子供達の写真と何ら変わらぬ 日常の中にある幸せな時間や

笑顔になる時間 親として残しておきたいと思う瞬間 どれも本当にほっこりする写真ばかり

ただ衝撃的なことは この六郎さんの撮影した笑顔であふれる日常が

広島の原爆で一瞬に奪われ 鈴木さん一家を全滅させてしまったという事実

この写真を見て今いかに私たちが過ごしている日々がかけがえのない時間なのか

鈴木さん一家消えてしまったとしても この写真には

鈴木さん一家の笑い声や 日々の幸せな一瞬

鈴木さんの子供達への愛情は消えることはないと思うと

写真の力というものはとても大きなものだと思うと同時に

戦争というものを改めてあってはならないものだということ

戦争を忘れてはいけないと思うのでした

こちらの記事でも鈴木さん一家と著者の指田さんが取り上げられています

戦後75年がたち その月日がたってもこの写真から声が聞こえてくる

この日常は当たり前ではなく日々感謝して生きる事

この先もこんなことがあってはならない 写真を見返すたびになんともいえぬ気持になりますが

鈴木さん一家の生きた証が消えないことと

私がいま撮っている写真は 私がこの世から消えても

私がシャッターを切った瞬間のまなざしは残ってくれるんだと思うと

少し救われた気持ちになるのでした

仕事の事も いきてりゃなんとかなると自分を励まし中です

9時までに家の事を終わらせたしアリエッティを子供たちに見せてあげて寝たいと思います

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